ハルルコ…成人スティム病の私と自閉症スペクトラムの娘

成人スティム病の私と発達障害の娘の日々

本レビュー アスペルガー症候群・高機能自閉症の子どもを育てる本 学校編

アスペルガー症候群高機能自閉症の子どもを育てる本 学校編

監修 佐々木正

発行所 講談社

以下、目次引用

 

●目次●

まえがき

佐々木正美からのメッセージ

1 アスペルガー症候群の子の学校生活

2 ケンカを減らして、友達を増やすには

3 イラスト要素で授業の理解力アップ

4 係・当番・部活動のトラブル予防法

5 現実的に、進学はできるのか

✳︎細かい項目は省いています

 

●感想●

読んで心に残っているのは自分らしく生きられる事がゴールという言葉と、友達の数にはこだわらないでくださいという言葉。

自分たち親がいなくなった後、助けてくれるのは友達なのかなと思うと、友達とのコミュニケーションの取り方を学んでほしいと思うのです。娘はなかなか自分からコミュニケーションを取りに行くタイプではなく、不安になるのですが、本当に分かり合える友達を持つことが成長につながるという事を改めて感じました。本人がこの子と友達になりたいなどと思う気持ちが大切なのに、友達を作って欲しくて、ついいろいろ言いたくなってしまうのですが、見守り続けよう!と思いなおしました。

彼女が彼女らしく過ごせる事が大切だし、大切にしたいと思いました。

また、具体的に参考になったのは、小さな安心カード!娘はなかなか自分の気持ちを伝えることができない時があるのですが、名刺サイズのカードに起こりうる気持ちを書いて、持っておいて、言葉で言えない時、カードを見せて先生などにわかってもらうのです!

これは目から鱗でした!言葉で伝えらようになれたらいいねなどというばかりで、創意工夫を怠っていたなぁと反省しました。

この本には学校での創意工夫など具体的な方法などが書いてあり、とても参考になります。